たまに書くかもしれない

(年齢だけは)大人のジャニオタの吐き捨て場的なもの

「滝沢歌舞伎ZERO」を観た話(第一幕)

渡辺翔太くんのan・anを予約し損ねて戦に負けた気分です!

目黒くんのFINEBOYSも必死こいて予約してたけど、なんなんだ、雑誌の予約は戦かよ。

発売日に頑張ってゲットします。戦じゃ。

 

ということでようやく「滝沢歌舞伎ZERO」を観た。

 

滝沢歌舞伎ZERO (Blu-ray通常盤) (通常仕様)
 

 

本来であれば3月?4月?なんかもう忘れてしまったけど、その頃に発売になるはずだったものがようやく発売されました。

初回限定盤を予約し損ね(ここでも予約し損ねてた)、もう永遠に手に入らなさそうなんですけど私Snow Manは初心者マークなので、まだ舞台裏を観るにはキャパが足りないなって結構自分でも思ってるのでまぁ今はいいや。ていうかそう思うしかない。

だってネットでも最寄りのCDショップでも初回はもう入荷なしなんだもんよ…マジかよ…。

 だからもういいっす、通常盤でもお腹いっぱいすぎだったし。

 

ところで私、ジャニーズの舞台といえばSHOCKしか観に行ったことがない。

しかも2回くらいしか行ったことない。

私が知ってるジャニーズの舞台は、この、行ったことがあるSHOCKと、名前だけ聞いたことあるPLAYZONE、DREAM BOYS、そして滝沢歌舞伎くらいなもんなのです。

で、滝沢歌舞伎のイメージと言ったら、大変失礼かもしれないけど「SHOCKの和風版」みたいな感じでした。

どうも変な印象持っててすいません。まぁフライングあるしっていうことよ。

で、そんな、ほぼなんもわかんないまま初めましてをしたんです。

そりゃSnow Man目当てだから当たり前だと思うけど、

 

 

めっっっっっっっっちゃ楽しかった。

 

 

すごかった、なんかすごかった。すごかった(しつこい)。

滝沢歌舞伎って、良い意味でストーリーがないというか、ショーじゃないですか。

やりたいことを全部突っ込んだよっていう感じで、それが、個人個人を集中して観られることに繋がってて見どころしかなかった。

どうやって全員書けばいいかわかんないくらい見どころばっかりで楽しくて、どうしようかと思った。なんか知らんけど元気出る。

単純に、ショーとして楽しかった。たぶん、実際に生で観てたような方は様々な思い出があって裏側含めて本当に色々感慨深いんだろうと思うけど、私はまず舞台そのものが「うわー!すげー!かっこいい!!」から感想入りましたよね。

ということで私がどうしても叫びたいポイントだけ書き殴りたいと思うんですけど、正直全員すごくて叫びたい。なんか変な感想だけど、こんな世界あったんだすごい…みたいな。

でもまず最初に叫びたかったのは、阿部ちゃんの遊女と佐久間くんの姫の美しさ。

第一部の終盤「桜の舞」で色男の翔太くんと共に出てきたこの2人の美女にちょっと女やめたくなった人はたくさんいると思うんだけどどうなんだろう。私はもう開いた口が塞がらなかった。ぶっちゃけ何も知らないで観てるので、この3人の設定がどういうものなのかまったくわからないし公式設定があるのかも知らないんですけど、あれどう考えても阿部ちゃんの遊女は「この世の不幸をすべて背負って、さらにまた不幸が見えているのに色男に惚れてしまった諦め」が漂う妖艶さだし佐久間くんの姫は「箱入り娘でこの世の不幸などまったく知らない生娘」じゃんよ!?

それくらいなんか、対照的で美しくてすごかった。語彙力がない。

マジでマジでマジでここが一番印象的すぎて、ていうかここだけで話作れるじゃねーか!いや私は作れないけど。でもあの、短い間だけでとにかく切ない空気満載でたまらなかったですね…全員そうなんだけど殺陣のときとの落差がすごすぎて脳内パニック起こすやつ。

そう、私はこの「桜の舞」のほかに「モノクロ」があまりにも好きすぎて困っているのだ。

そもそも殺陣が好きだ。ていうか嫌いな人いる?ジャニオタで嫌いな人いる?

SHOCKも階段落ちの前の殺陣が一番好きだ。あの迫力たるや、また観てぇ観てぇと願っているのに昨年も今年頭も落選し、梅芸の公演はさすがに申込すらできず…どうしてくれんだよ、ってくらい殺陣が好きだ。銀魂1で一番悲鳴をあげたのが高杉の殺陣シーンで、あのほんの十数秒の殺陣観れただけでお釣りがくるじゃねーかって本気で思ったくらい殺陣が好きだ。

だから、モノクロでまず悲鳴をあげた。

鉢巻、袴、襷、日本刀、そりゃ好きに決まってるやないか!しかも阿部ちゃんがセンターにいる!!本人がyoutubeで言ってた戸板バッタンのあとの激しい殺陣に身悶えしすぎて呼吸困難になるかと思った…てかここ、白い衣装が阿部ちゃんふっかさん舘様で黒い衣装が翔太くん佐久間くんなのわかりみがすごすぎて天才だと思った。特に佐久間くんの黒袴がやばい。舘様白袴にしてくれてありがとう…もうすごかった、全部好きのかたまりだった。いやかっこよすぎでしょ。あの、刀後ろに持ってくるやつとか好きすぎて身悶えします。

ます白袴の阿部ちゃん、実はSnow Manでもタッパがある(180センチ越えが3人いるから目立たないだけ)上にセンターである。そしてなんといっても、斬るだけじゃなくて足蹴りするのだ。これが!たまらんのだ!!殺陣とは言いつつそこはやっぱり殺し合いなので、使えるものなら何でも使う精神が見えるのがたまらん。あとはなんというか、身体を大きく使ったダイナミックな立ち回りという感じでとにかくこの阿部ちゃんが身悶えするほど好きだ。同じく白袴のふっかさんはとにかく戸板バッタンのセンターが似合いすぎる。真ん中でゆらゆら揺れてんの不気味で好き。あと、これは全然悪い意味じゃないんだけど8割くらいの力で斬り合いして勝てそうな雰囲気持ってて、実は一番強いんじゃね?感溢れ出てて最高だと思った。彼のダンスもそうよね。良い感じに力が抜けててそれがかっこいいっていう。そしてもう1人の白袴舘様は片手側転にスライディングと、舞台をめいっぱい使ったアクロバティックな殺陣。あと刀を逆手に持ってるのがもうかっこよすぎた。舘様は第二幕で岡っ引きをやっていてそれもかっこよかったんだけど、今この第一幕の感想書いている時点であまりにも文章が長くなっているのを一応自覚しているので第二幕はまた別に書こうと思う(まだ書くのかよ)。

そして黒袴の2人、まず翔太くんは前述した舘様とタイマン張って斬り合いをするんだけどそこがもうエモい。ゆり組のエモさってキンキファンは勿論ジャニオタに響くものがありまくりなんだと思うんだけど、どんな関係性を演じてもゆり組っていう土台があるから強いよな…っていう話とはまた別に、あの、斬り合いしてるときの翔太くんのヤバそうな目が最高だった。好き。あと彼はとにかく太刀さばきがコンパクトで、これまた彼のダンスにも通じるなぁって思った。まぁ私まだそんな知らんけど。でも彼のダンスも無駄がなくてコンパクトで観てて気持ち良いんだよね。サッカーでもそうでしょ、大迫のシュートモーションのコンパクトさはマジでかっこよかったから(たまになんちゃってサカオタが出ます)。

もう1人の黒袴佐久間くんはとにかく速い!全部が速い。派手で速くて、一番最初に目が行く人だと思う。さすが切り込み隊長。アニメの主人公ってかヒーローがやりそうな殺陣なんだよね。文句なしにかっこいいやつ。ふっかさんと対峙したときの刀くるくるするやつ(頭悪そうな表現だけど実際そうだし殺陣詳しくないので他に言葉を思いつかない体たらく)とか、文句なしに盛り上がるやつ。

やはり、日本から時代劇は消してはいけないんだよ、ドラマでも映画でも舞台でもなんでもいい、あんな、こんな、こんなすごい殺陣を観られる機会を減らしちゃいけない、ここまで私は今思い詰めている。別にジャニーズに限ったことじゃない。「るろうに剣心」の佐藤健筆頭に、動ける俳優はたくさんいる。るろ剣もはちゃめちゃにかっこよかっただろ、銀魂2の吉沢亮も死ぬほどかっこよかっただろ!!あれを!!もっと!!観たいだろ!!モノクロはそういう気持ちになる演目なんすよ。

こんな感じで今私はモノクロだけでこんなに書いててどうすればいいんだろう、他にもあるんやでたくさん…変面だってジャニーズ!って感じで好きだし、Maybeのラウールのあの、なんていえばいいんだかわからんけど、「不安定な表現」の完璧さっていうか、あれほんとすごかった…。全員が出ているという意味では「組曲」がやっぱりとても良くて、腰回りにつけてるひらひらがとても綺麗で、最後に佐久間くんが飛ぶのがすごくすごくすごく好き。昔読んだ司馬遼太郎の『坂の上の雲』のあとがきに「このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家たちの物語である。(中略)楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前のみを見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」っていう文があって、それがすごく好きなんですね。

 

坂の上の雲(一) (文春文庫)

坂の上の雲(一) (文春文庫)

 

*1

 

 

この文がなんだかこのシーンに重なった。白いかがやく雲のみをみつめて坂をのぼっていく彼らが想像できる。前を見つめて、飛躍する姿が想像できる。

もちろんお馴染みの腹筋太鼓だってすごかったし、そのあとMake It Hotやるっていう体力お化けっぷりにも口あんぐりだし、翔太くんと舘様の「My Friend」のエモ中のエモさもあるけど、でも第一幕で何を一番思い出しますかって言われたらやっぱり桜の舞とモノクロだなって。なんつーか、阿部無双なんだよ…ここだけ観てろって言われたら喜んでエンドレスで繰り返し観られる。いやマジで。

そんなわけでここまででもう4000字近く書いてるのでちょっと頭冷やす。

もともと読書感想文の類で文章を引き延ばす苦労をしたことがないタイプなので、その気になればダラダラと書けてしまう。ダメなやつや。

 

*1:リンク貼ったはいいけどこれかどうかは定かではない