たまに書くかもしれない

(年齢だけは)大人のジャニオタの吐き捨て場的なもの

ドキュメンタリーが苦手だ

昔はそんなことなかった気がするけど、あるときから、ドキュメンタリーが苦手だなと認識した。ジャニーズのタレントに密着したもの、円盤にある特典等、観なきゃいけないかなとは思いつつ、わりと薄目で観たりして(薄目?)あまり記憶に留めておかないようにしている。

単純に自分可愛さで、キラキラした夢舞台の裏側にある血の滲むような努力と葛藤を観て自分がしんどくなるのが嫌だって理由があります(酷い)。

自分の生きる社会が大概しんどいから、好きな世界でまでしんどい思いするの嫌なんだよね。

誰かのファンをやっている方一定数にいると思うけど、その表に出た姿やインタビューで、その裏にどれだけの努力があって、その中でどれくらいが表に出るのか、みたいなことまで考えだしちゃうので、そういうのを実際に映像で観られるドキュメンタリーって、なんというか私には重たすぎてしんどい。どんなにその人が好きでも、メンタルがやられるくらいになるまでしんどい思いを自分からしにいくのはやはり実際の生活との兼ね合いを考えると、そこは自分でコントロールしなくちゃいけないなぁとは思っていて、要は受け止めきれないんですよね。

とか言いつつそういう部分ではなくてふと映るタレントの何気ない仕草とか服装とかそういう部分は涎が出るほどオイシイ映像だと思うので、そこ楽しみに観てるんですけど。てかそういう部分を意図的に探して精神を保ってるんですけど。

だから、KinKi Kidsがライブの円盤にドキュメンタリーを入れないのは実はとてもありがたかった。キンキなら絶対に観たくなるけどしんどいのもたぶん出てくる。

昔何本かドキュメンタリーとかコメンタリーとかインタビューちっくなものが収録された円盤もあったと思うけど、ここ最近はそういうのもなかった。本人の気持ちがどうあれ、とても観やすい円盤だった(ドキュメンタリーないわりに発売が遅いのはなんでやねん!ってよく思ってたけど)。

しかし昨年発売のThanKsコンにはドキュメンタリーがついた。

ジャニーさんが亡くなって初めてのライブだからだというのが大きいんだと思うけど、いやもうびっくりした。これはちゃんと観なきゃいけないと謎の決意をした。のが12月頭で、あの、そこから約1か月後の昨日になってようやくドキュメンタリー観ました…遅!

実はその間にSnow ManRIDE ON TIME挟んでるんですよ。

こっちもね書くと長くなるんですけどこれもね絶対観たらしんどいやつじゃないですか、実際は昨年放送されたRIDE ON TIMEのほうがしんどそうで私はこの頃はあの、正直個々の名前も認識してないレベルでしたので友人にダビングしてもらったんですけど未だ観れてないので…。

でもさ今こんなSnow Man好き好き状態で観ない選択肢ないじゃん観たじゃん全部観たよ今回のROT!!昨年3月くらいから今年入ってのコメントまで密着なのすごいね!?本当につい1週間前まで編集してくれてたってことだよね。ROT、昨年春のSHOCK密着のときもSHOCKインスタライブでギリッギリまでの編集してるって言ってたもんねすごいや。

ROTは滝沢歌舞伎ZERO The Movieの話から配信ライブ、そして紅白の話までの話。

あのね滝沢歌舞伎のほうはとにかくタッキーの声が入ってることに感動してしまって、なんかそれだけで拝む勢いだった…。そうだよね監督だもんね。

康二くんと話してるのがもう、なんかもうもうもう、元気そうで何より…(?)ってなった。

あとやっぱり撮影前カットかかったあととか観られるのって良いよね…さっきと言ってること違うけどドキュメンタリーの一番良いとこはそういう不意の表情が見られるとこだな…。腹筋太鼓の待機中とか良いよね…あのまだ1回しか観てないので…やはり繰り返し観るのは勇気がいる。

配信ライブの話は、まぁ佐久間くんのケガに尽きる。

配信当時確かにザワついていた記憶があったな。

こういうのがさ、ドキュメンタリーって難しいなと思う。

本人は「知られたくない」って言うけど密着が入っている時点で何が起きてもそれをさらけ出す覚悟が出来てるわけですよ。ちゃんと言っておきますけど、それを悪いと言っているわけではないし知られたくないという気持ちとさらけ出す覚悟の両方が一緒に成り立つのはおかしくないことっていうかアイドルの宿命だと思ってるんであしからずですけど。

で、ここからは受け取る側の話だから本人たちとは何の関係もないのですが、私いっつも、『オタクの私』と『一般人(自称)の私』のせめぎ合いがすごいんですよ。

『オタクの私』は今回の佐久間くんのケガについてああああああそうなのしんどかったのかそんなしんどいのにありがとうありがとうありがとう(以下略)みたいな拝むスタンスなんですけど一方でほんの少しだけ自分の中に残っている『一般人(自称)の私』は、いやまぁそりゃ大変だったねでもライブがすべてじゃんこっちにとっては?みたいなちょっとウザい気持ちも捨て切れなかったりしていっつもしんどいねん…。別にこれSnow Manだからじゃないよ私ねキンキでもそう思ってるからね、光一くんとか裏側見せたくないとかいいつつSHOCKはNHKでもやってたし、全部終わったあと実はケガしてたとかよく言ってたし、それに対して結構心の中で闇ツッコミしてたんだごめんね…。いや別に光一くんが嫌いとかじゃないんだよ好きなのよ、ただSHOCKのスケジュールに関しては言いたいことがめっちゃあるから

でも結局それって自分がしんどいって思うのが嫌で、でもドキュメンタリーは観たくて、どうやったらうまく精神状態を保ったまま観られるかを無意識に考えた結果こういう歪んだ方法に行き着いたのかなぁとも思うのであった。

それで話を戻すと、やっぱりこういう出来事を見るにつけ、『アイドルは自分そのものが商品』で『オタクは他人の人生を娯楽として消費するだけの存在』ということを痛感する。このあたりは、嵐のこととか、最近リリースされた事務所からのJr.の扱いの話とか(ここらへんはまた別途書きたくなるかもしれない)にも関わってくると思うんだけど、やっぱり特殊な職業だし、職業というより『人種』っていう表現をするのはわかる気がする。

でもまぁあれよ、元気でいられるのが一番だから無理しないでね!(締めが雑)

で、最後は年が明けてからのふっかさんの言葉。

紅白観たよ~ってフラットに、何もなかったかのように話す姿が頼もしすぎない??

ROT色々印象的なところあったけど、一番最後だからってのもあるけどこの、超フラットなふっかさんがめちゃくちゃ印象に残っている。

なんていうんだろ、肝の据わり方が桁違いかなって気がしている。

私ね配信ライブのときの阿部ちゃん(の挨拶)にもそれ感じてて、アッこれキャリア最長の2人じゃんそこの貫禄なのかなってちょっと思ったりもしたけどそんなのあれだよね他の7人にだってあるよねもちろん。

で、結論なんですけど、ROTちゃんと観てよかったなって話。

不意の表情とか含めてやっぱ観ちゃうなって話。

ここまで書いてテレビで翔太くんのオフやっててもはや戦慄しながらこれ書いてるんですけど(渡辺翔太のすっぴんがどアップで観られるオフキング、ありがとう感動を通り越してもはや恐ろしすぎる番組だが一番忘れられないのは一瞬映った、脚組んでスマホ観てる阿部ちゃんです好き)、ROT観て、あっよっしゃこの勢いでならThanKsコンのドキュメンタリー観られる!!って思ってようやく観たんです。

剛くんソロで『桃』をやるはずだったのが『KANZAI BOYA』になる瞬間を観られた!いやそこ?って感想だけど結構画期的じゃない?知らんけど。

なんていうかジャニーさん愛に溢れる作りだったなって改めて思ったし、バンドメンバーの中心にいるふたりが笑ってるのが見られて良かった…いま「幸福」に触ったみたい、を地でいくふたりだよほんと。

感無量だった。

あと剛くんが、ドームでしばらくやってなかったから怖い、って言ってたの印象的だった。音圧?の話もあったじゃないですか。あれってやっぱりこっちにはわからないことで、やっぱりそうなんだなって思うしかない。

でも、時期は前後しちゃうけど、そうやってやれるかもわからないのに「キンキならドーム」とも言ってくれていたってことが光一くんの日経エンタの連載の中で語られていて、両方の姿を見せてくれるの最高に愛す。光一くんがそこを受け入れてくれたってのも愛す。

必要以上に重々しく観なくても良かったというか、もしかしたらそこまで計算してるドキュメンタリーなのか?とも思うけど、単純に、アイドルでキラキラっていうか、表でキャッキャしてる人たちの裏の職人的な面を観るのってやっぱりかっこいいなっていう感想なのでこれからも嫌かもしれないと思いつつドキュメンタリーは観るのやめられないんだろうな。

でもこれは、デビュー組のドキュメンタリーだからまだ言えることなのかもしれない。

ROT、関西ジャニーズのターンでJr.の子の話もあったでしょ。あれこそ一番ヤバいやつだと思う。パンドラの箱。でも毎週予約だから録画してある…勇気が…