たまに書くかもしれない

(年齢だけは)大人のジャニオタの吐き捨て場的なもの

ドラマの話する

冬ドラマもそこそこぼちぼち観ているので、今年もたまにドラマの話をしようと思う。

 

・春になったら

ふっかさんが当て馬中の当て馬やってるのでこれはたまらんだろうな、という感想がまずひとつ。

葬儀屋って設定がまた良いよな~黒いスーツ(というか喪服)にインカムは非常に刺さる。今日とか来週あたり、岸くんの見せ場が来るんだろうな~っていう感じ。

ストーリーとしてはまぁ死にに行く話ではあるので普段だったら観ないなー。明るく普通に描かれているとはいえ、ここから重くならないわけがないんでねぇ。

苦手なのが助産院のシーン。なんかこういうお産が素晴らしいみたいな話はキツイ。何言われたって痛いの嫌だし、ってなってしまう。

あと瞳の親友の美奈子、自分の気持ちも岸くんの気持ちも全部瞳に言っちゃうんだ!?って先週思った(笑)。これが最近の子たちの流れなんかな…。

・先生さようなら

観る前の段階でハードル下げまくっていたせいか、思っていたよりきちんと観れる。ただ学ラン田邑くんは、なんだ、似合っているとは思うけど学生には見えないよ(笑)。

女の子が可愛い。北果那ちゃんがもうとにかく可愛くて、だから観れてるのかもしれない。田邑先生に恋する女子高生役の子は本当に今のところ子供の恋って感じで、あれも可愛い。だから、大人の田邑っちが今後どうなるかによって拒否感出るか出ないかが変わってきてしまう。前回突然妻とか言い出したので、ホラーになったらおもしろいのになとちょっと思っている。

そして内容をいったん置いておくと、なべちゃんの田邑っちビジュアルが超良い。

これだけはガチで文句の付けようがないっす。

・リビングの松永さん

まず最初康二のビジュアル見たとき素で「キモ!?」と思ってしまったんですが(長髪ムリ勢)高橋ひかるちゃんがめっちゃ可愛いんですよこのドラマ…子供具合がちょうど良い。

んで保護者(てか母代わり)の松永さんがわりとウザくておもろいんだけど、先週あたりからマジで普通に恋愛始まってるっぽいので、先生さようなら同様こっから拒否感出そうな感じは否めない。松永さん普通に嫉妬とかしてたら嫌だ~!

しかし相手が女子高生というヤバイ状況は先生さようなら同様にいったん置いておくと、先週松永さんに「手を出す気がないなら話を挟む権利はないよ」と言ったバーテン康二にはちょっと悶えた。普段の康二とのギャップよな…。

・大奥

舘様の松平定信が似合わないわけがない。

が、しかし、しかしだよ、こういう内容のものをよく令和のこの時代でやろうと思ったよね~~~~~~?????びっくりしちゃったよ。

私はフジ版大奥は菅野ちゃんの頃からの付き合いだが、菅野ちゃんのやつはともかく、その後の第一章以降のあの感じをそのまま令和に持ってきちゃって、いや時代って変わってるんだけどそこらへんに敏感ではないのか?とどうしても思ってしまうのであった。

栗山千明がめちゃくちゃ最高にその美貌を生かしているのに、はぁ~もったいない~!!!!亀梨くんの上様も、あんま上様って感じしないしねぇ。これは意図的なのかな。ラブストーリーだからなのかもしれないけど、じゃあ大奥やる意味とは?みたいな感じになってしまう。

あと気になるのが女性陣の着物の襟の部分がヨレてること。大奥総取締レベルでもヨレてるの、ずっとそうなんだけどあれはどうなの?

・恋する警護24時

タイトルがもう無理なんだが1回だけ観たら当然のごとく岩本くんの黒スーツ姿はスタイル良かったです。警棒出すのってなんであんなにときめくんだろうねぇ。

・厨房のありす

オススメされて3話あたりから観始めたら、3話ラストの鍋のシーンでの左利き率の高さにびっくりしまくって、そこから気になって初回から観たという作品なんですが、正直これが今のところ観た民放ドラマの中で一番先が気になるというか、ちゃんと観られている作品かもしれない。

ASDの主人公と謎の青年が心を通わせていく今回までは、まぁ温かいし、意地悪に言ってしまえば理想だけの話だよねって感じなんだけど、理想だと腐されてもこういうのは描き続ける意味があるんだよな。理想を捨てちゃ世の中終わるんで。

でもここからありすの出生の秘密がミステリーで話の軸になってくるっぽいので、きちんと先も気になります。倖生はありすと血が繋がってるんじゃないかって説どこかで読んだけど、実は私もそれはちょっと思ってる。でもなー、あの感じで兄弟だとちょっと切ないなー!

しかしこのれんれん、とにかくめちゃくちゃカッコイイんだが?愛想がなくてぶっきらぼうだけど実はきちんとしててまともな感覚を持っていて真面目で、故に不器用で誤解されやすく、言いたいことは飲み込んで、同僚と揉めて警察沙汰になって云々、これあれよ、25年前の堂本剛がやってたような役そのまんまやん!?ということに気づき、私はズブズブになっていくのであった…。あと前回前髪留められてるのあまりにも可愛すぎて悶絶してしまった。これはアカンやん…。

ちなみに観るきっかけになった左利き率の高さ、三ツ沢さんちがえぐかった。あっちゃんにだいとーくん、あと子役の子1人とおばあちゃんの計4人。んで三ツ沢さんちにプラスれんれんで合計5人ってすごくない?私が左利きなので、どうしても左利きの人に目がいっちゃうんですよね。だから余計ってのもあるけど、こんだけ左利き揃うドラマは私は見たことがなくて、なんかそういう意味でも(?)気になるドラマです。

・光る君へ

毎年恒例大河ドラマですが、今年のマジでおもしろくね!?平安大河初体験っていう楽しみもあったけど、本当に物語としてすでに楽しい。

わかりやすい戦がないという意味で現代と被る面があったりするんだけど、まぁとにかく吉高さんと佑の大人の王道少女漫画っぷりが凄いんだわ。前回の漢詩の会、それぞれの物語が幾重にも乗っかってて凄かった。道長の情熱的な恋の詩と、公任や斉信、そして主催者の道隆が絡む政治的な詩と、道隆の嫡妻貴子の品定め等々。ききょうとまひろの出会いもそうだし、最後の道長がまひろを見つめる場面とかもゾクゾクしちゃったわ。詩自体は現代語訳をそれぞれの役者が本人映像に被せて朗読してくれるし、全方位完璧な場面すぎる。

藤原道長紫式部が昔からの知り合いだった、とか紫式部清少納言が顔見知りであった、とか下手にやると炎上案件だと思うんですけど、まだ10回も放送していないうちにそんなんどうでもよくなるくらいのストーリーの巧さですよ。

あとはとにかくキャラが立ちまくっててそこも凄い。花山天皇とか藤原実資とか安倍晴明とかもそうなんだけど、とにかく右大臣家がやっぱりここ数話で抜群すぎる。柔らかく清濁併せ吞める道隆、不憫と見せかけて屑、屑と見せかけて不憫のバランスが抜群の道兼、少女漫画の王道をゆく道長。そして想像以上に魅力的なのが兼家パパ~!あんなにも清々しく切れ味良く一点の曇りもなく悪行出来るのマジで天晴れとしか言いようがないんですよ。段田さんの歯切れの良い台詞回しも最高で。そしてその兼家パパのえげつない政治手腕をそのまま引き継ぐのは三兄弟ではなく娘の詮子というのもお見事。

ちょっとあまりに物語としておもしろすぎるので、エックスで得た知見として国語の便覧をお供にすると良いということで便覧を引っ張り出してきました。あとムック本も買ってこようと思ってる。

いやー本当に、ここ数年の大河ドラマは外れがないんですよ、ありがたい。今年も1年楽しめそうです。

民放の今季ドラマはどこまで完走できるかわかんないけど、1話2話分くらい見逃したところでその後見続けても大丈夫だと思うようにしてからはかなり楽にドラマ見られるようになったので、ゆるゆると楽しもうかと思っています。