当然とばかりに観てきたんですけど、実は10月にあった先行上映、新橋演舞場まで行ってきてるですよ私。
そんで12/6の舞台挨拶ライブビューイングも観て（当然ながら舞台挨拶そのものは外れたし12/17の舞台挨拶も外れました）、その次の日にも観て、もうすでに3回観てるんですけどとにかく語りたいこと観たいところが多すぎて、3,000円なの忘れて観に行ってしまいそうなので散財がすごい。
でも観るとこ本当にたくさんあるし想像を掻き立てられるところもたくさんあるし、あとやっぱり昨年との違いとかも色々あってとても楽しかった。
そして何よりかっこよかったです。生の舞台を観たことないんで何言っても微妙な感じですけどかっこよかった～～～！！
そんなわけで勢いで感想書いてしまいます。今のところの感想だからまた変わってるかもだけど。
あとめっちゃネタバレだし昨年のやつとかも全部ネタバレです。
私があとで読み返すだけだと思うけど、万が一何故かここにきちゃった人はネタバレしてるので気を付けてほしいです。
1.オープニング
何かに不満そうな少年のと彼のいる部屋が映し出されて突然仮面の男とか出てきて怖ぇよ！！ってなった。ホラーかよ！ビビったよ！！
この少年がまぁキモというか、彼と一緒に近未来都市に飛び立つことで今後のトンチキかつ夢のような世界を堪能する準備に入るセクションなんだとは思うんですけど、まぁ何回観ても、よくわからん。
2.ひらりと桜
これが！噂の！！って感じでした。
いや、まぁ円盤でも観てるんだけどさ、やっぱり華があってかっこいいなって。
思えば私が初めてSnowManのステージをちゃんと観たのは昨年の『音楽の日』での彼らのこのナンバーなんですよね。仮面舞踏会と2本立てでやってたやつ。めちゃめちゃ完成度すごいなって思いながら観てたの記憶にあるんだけど、改めて観ると本当に舞台映えする曲で、テレビで披露されなかった2番の歌詞がグッとくるなぁ。
3.九剣士
いきなり呼吸困難になって死ぬかと思った。
とりあえず徹頭徹尾かっこいいんだわ…組み合わせから刀の種類から動き方から表情までとにかくドンピシャで好み。タッキーと解釈の一致がすごい。
たとえば刀の種類でいうと佐久間くんだけ二刀流じゃないですか。あれがとにかくぴったりなんだよね…で、翔太くんが刀を逆手で扱ってるのとかもうわわわわわってなる。
そしてこの佐久間くんと翔太くんが2人で戦ってるのがもうえぐいのよ。この2人絶対に血も涙もない戦い方するなって感じじゃん。絶対に女子供も殺すなって思いながら観てた（褒めてる）。その系統だと康二も阿部ちゃんもそのタイプだよね。好き（女子供は逃がすタイプなのが舘様・照・ふっかさん・めめラウ）。康二なんて初っ端一人でぐるっと囲まれて戦ってるじゃん、なにそれおいしすぎるよね？康二は無口で人を斬ってく姿がかっこよかったんだよなぁ。鼠小僧の官兵衛が似合ってるのもあるし、悪役キャラ映えするんだよね。
あとはめめラウの背中合わせが可愛かったなぁ。正直この2人は、殺陣に関しては他の7人に比べるとだいぶ見劣りがしてしまって、なんていうか伸びしろがヤバすぎる気がする。目黒くんは笑いながら人を斬るの最高なのでもっとやってください。まだ2人とも可愛らしさが残ってて、それはそれで良かったんだけどね。
舘様は変わらずアクロバティックで綺麗で見栄えのする殺陣。動きがほんと綺麗で、人殺してるのを一瞬忘れちゃうくらいなんだけどたまに残忍な表情入れてくるからたまんねぇのよ…。
3人で出てきた照・ふっかさん・阿部ちゃんはもうずるかった、3人いっぺんはキツイ、観るところが多すぎていっぺんに追えない（笑）。立ち姿が三者三様でやっぱりかっこいいんだけど、動き始めるといっぺんに3人は観られない…どこだったかなぁ、ふっかさんがやっぱり笑いながら人斬ってるのが本当に狂気を孕んでいて最高でした。これに比べると目黒くんはまだ可愛い（笑）。照は刀というより力技でガンガン戦う感じで、これは照にしかできないだろうなぁって思いましたよね。
んで阿部ちゃん、阿部ちゃん！！私は今年夏に観た昨年の滝沢歌舞伎ZEROのモノクロームで阿部ちゃんに囚われてそのまま息してないんですけど、映画本当ダメだった。ずっと阿部ちゃんしか観てないと思う。身体を大きく使った殺陣が本当にかっこよくてかっこよくてかっこよくてダメだ…しかも最後の舌打ちな！やめろ私を殺す気か…たぶん殺されてるんだと思う。舌打ちのあとに歩いていくあの後ろ姿までとにかくかっこよくてたまらんのよ。もうここだけでめちゃくちゃ書いてるけどそれだけ圧巻で、うわー最初からこれで私最後まで観られるのか…？って心配になった。一緒に観に行った妹が途中で「私大丈夫？」って聞いてきたけどその気持ち超わかる。
4.変面
これさぶっちゃけ九剣士のすぐあとなのもったいねぇ！って思いながら観てた。
これぞジャニーズ！って感じじゃないですか。かっこいいし。
でも私がその前の九剣士（昨年はモノクローム）に持ってかれすぎて、半分くらい放心状態で観ちゃう。すごいごめん。いやでもあのやっぱり、マント翻すの超かっこいいよね…翻し方一番好きだったのは目黒くんです。
5.Maybe
昨年のを観たときラウールの不安定な強さの表現力に衝撃を受けたんだけど、映画のMaybeはもうちょっと芯が通ったMaybeになってて、そのまま人の成長を観ているような感覚に陥ってしまった。ラウールくんすごいよね…惹きつけられる。白いお衣装であの赤い靴がめちゃめちゃ似合ってた。なんであんな、人の心をざわつかせるダンスができるんだろう。単純にすごい。魅入ってしまう。
あとはふっかさんと阿部ちゃんの歌とダンスだよね。なんとなく、ふっかさんと阿部ちゃんはラウールの表現する世界を通ってきたというか乗り越えてきたお兄ちゃん的な目線で歌って踊ってる感じがした。エモい。
6.My Friend
めちゃめちゃ綺麗だったね！？あとなんか、ここへきて突然「いやめちゃめちゃめちゃめちゃ良い曲だな！？」って衝撃を受けた（遅い）。
これ、あんまり良くない見方だって自覚はあるんだけど、最近の剛くんと光一くんっぽさを感じてしまったんですよね私…直近のライブの円盤が出た直後だからかもしれない。ビジネスパートナーで阿吽の呼吸で仕事をする仲間・同志だけど「友達」という表現はあまりしてこなかったキンキの2人がThanksコンで披露されたYOU…で、友情という絆まで手に入れてしまったっていうのを、観ている最中に思い出してしまってだな…ゆり組のお2人マジごめんなんだけど、キンキに限らずこの2人だって友達だけど友達という語感の軽さからは想像できない何か繋がってるものがあるんだろうなと思いながら観てしまった…。あとやっぱ翔太くんの歌が上手すぎる。ずっと聴いてたいし舘様のフライングが優雅。なのに何故落ちる！！！
7.組曲
単純にすごい。踊る、踊る、踊る。なんだろう、踊るっていう表現もちょっと違う気がする。魂の叫びを身体に乗せた感じっていうの？濡れながら踊るのに熱量がすごいっていうか。言葉にできない。すごい。あの、別に長く語ってないから興味ないわけじゃないんす。すごいとしか言いようがない。あとここもずっと阿部ちゃんを観てしまう…。
8.五条大橋
えーーーーーーーーーー佐久間くんの語りがめちゃめちゃ似合う！
かっこいい！！抑揚のつけ方といい声の張り方といい、めっちゃ好みだった。
林翔太くんのも好きだったけど、佐久間くん最高だった。好き！
黒いスーツに身を包み、五条大橋の欄干に座る佐久間くん最高に似合ってなかった？
堺雅人主演の『鎌倉ものがたり』っていう映画の、安藤サクラがやってた死神みたいな世界観じゃない？照の弁慶は似合っててかっこいいんだけど、ちょっとここは佐久間くんに首ったけだった。んで最後に牛若丸の顔が出てくるときな！
先行上映で観たときゾクゾクした…。
9.腹筋太鼓
お馴染み腹筋太鼓。最初の雄たけび何が始まったのかと思った。
なんか野性みがすごい。理性をなくして本能で生きる囚人の集まりみたいなヤバい雰囲気で始まっちゃってびっくりした（笑）。阿部ちゃんの雄たけびに気絶するところだった（また阿部ちゃん）。
10.Make It Hot
11.Crazy F-R-E-S-H Beat
12.Black Gold
ここは怒涛のSnowManPV集です（褒めてる）。
メキホとクレイジーは久しぶりに聴いた感もあって（だってここんとこ怒涛の新情報ラッシュで前の曲を聴いてる暇がない）もはや懐かしさを覚えた…メキホ、カメラがみんなの中心に入ってて、こういうのが映画の醍醐味かなってのは思いましたね。
そしてBlack Goldは新曲！キンキもお世話になっているYOSHIEさん振り付けという新曲！
げぇぇぇぇぇかっこいい！っていうのが最初の感想でした。そりゃそうだわ。
舘様のパートがめっちゃかっこよくて好きです。和のエンタメ滝沢歌舞伎の中でも特に異彩を放っていてスパイス的なパートだね。
13.五右衛門ZERO
照・ふっかさん・ラウール・舘様・康二パート。
ここはやっぱり照の存在感だなぁと思います。
舞台の真ん中にどんと構える照の安心感ってすごいよね。
舘様との刀投げは映画で観てもなんだかドキドキする。
鮮やかな色味で世界がパッと明るくなる。
14.男と女の舞
翔太くん・佐久間くん・阿部ちゃん・目黒くんパート。
五右衛門ZEROが鮮やかさならこちらは艶やか。
いやもう、呼吸困難で死ぬかと思った（2回目）。
昨年のやつでとにかく心奪われまくり、特に阿部ちゃんの遊女の妖艶な切なさにやられてしまい、これどう考えても色男渡辺との悲恋やん…って大号泣してたのが円盤観た3か月前なんですけど、そんなだからもう、1人の青年（目黒くん）と共に遊女が出てきたときに意識飛ぶかと思いましたよね…あとそれスノキャンプ回からずーーーーーーっとめめあべにやられてるので、そういう意味でもここはもうダメだった。
この世の不幸をすべて背負い込んできたような遊女が最後に出会った青年と相思相愛になるターンでしょこれ…しかも最終的に絶対心中なんだと思うんだよこの2人。それでもきっとこの遊女阿部は幸せな表情で死ねるんだなって思ったらもう大号泣も大号泣でしたよね…若い青年目黒マジありがとう…遊女阿部を幸せにしてくれて本当にありがとう…って毎日思ってる（重い）。
で、そんなストーリー妄想とは別に阿部ちゃんの仕草が相変わらず妖艶で、且つ目黒くんの視線の真っすぐさも相まってこっ恥ずかしくて観てるの大変だった。接吻シーンの阿部ちゃんの左手見ました！？あれ、あざといじゃなくてもうね、いじらしいんだよな…ちょっともうここは本当ダメです。
それからもう一方の生娘佐久間と色男渡辺も好きでさー（まだ語るのかよ？）。
こっちはこっちで良いんだよな…なんてったって生娘の真っすぐな愛が可愛いんだ…登場シーンの目隠しとか、うわわわわわわって感じじゃないです？色男、本来ならこんな生娘相手にしないタイプそうなんだけどその愛らしさに結構やられちゃってんじゃないかなって妄想がまた捗る捗る。あれよ、H2の比呂と春華みたいな感じじゃない！？（古）まぁ別に比呂は遊び人じゃないけど。ついでにいうと私はひかり派なんだけど。
要するにここ、4人とも似合いすぎてずっと観てられるって話です。もっと語りたい。
15.総踊り・花鳥風月
ここもYOSHIEさんだっけ？めーーーーーっちゃくちゃかっこいい！
衣装が良い！！周りがポップな色使いの中で9人の衣装は黒を基調にしていてめっちゃかっこいいんです。あと顔とか首とか腕が墨でちょっと汚れてるのもツボ。
あとずっと思ってるんですけど歌かっこいいよね？滝沢歌舞伎はねあのね早くサントラ出してほしいんだわ。かっこいい曲多いよ。
16.鼠小僧次郎吉
日光江戸村ロケパート。勿論最後は演舞場に戻ってくるんだけど。
とにかくあべぞうが可愛い。ずっと可愛い。ナベロウとのシーン本当に可愛い。
何あれペットにしたい。うるさそうだけど。とにかく可愛い。
しかしなべさくはこの映画ずーっとコンビなんだけどあまりに振れ幅広すぎて風邪ひきそうよね。九剣士の最恐コンビ・舞のカップル・鼠小僧の兄弟。全部ばっちりハマってる。
あとヒール3人は特に康二だなぁやっぱり。映画用のお芝居をしたって言ってたけど確かにそうなのよ、なんつーかさあんまり表情が動かないっていうか。それが怖いしかっこいいんだよな…康二ってほんとドラマ班なんだよなぁって改めて思いましたよね。
ヒール3人も深く掘ろうと思うといくらでも掘れるんだよなぁ…。
それと狂言回しの佐藤新くんだっけ？のところがあまりに説明的すぎて、もう少し何とかならなったのかな？と思わないでもないんだけど、映画で初めて滝沢歌舞伎を観る人を想定すると、仕方がないのかなという感じ。
全然関係ないけど鼠小僧の求人募集のシーン、新吉の「完全にブラックじゃねぇか」ってツッコミがめっちゃツボだった（笑）。
17.WITH LOVE
ラスト。最後の歌詞テロップの部分はさすがに涙ちょちょぎれるところだった。
なんだろう、次会えるときは舞台でね！がんばろう！みたいな。
難しいこと大変なこと一筋縄ではいかないことたくさんあるし、先も見えないけど絶対会おうね、会いたいよ、会えるよ！って笑顔で言ってくれることの安心感というか、理屈（というか屁理屈）抜きで元気が出るっていうところある。
滝沢歌舞伎自体がやっぱりショーで、ストーリーとかもあんまりないから映画として映画ファンの人が観て楽しいかっていうとそうじゃないかもしれない。
でも、私なんかはやっぱり元気になれる。世の中綺麗ごと言うだけじゃやってられないのを承知で、それでも一縷の望みを乗せて全力で綺麗ごとを言ってくれるのがアイドルなのかもしれないな。
そして一番最後はブルーの衣装を身に纏った『ひらりと桜』。
えっなになになに！？綺麗！！ってなったところで突然パフォーマンスが途切れてしまう。これは来年ねってことなの！？
クリフハンガーがすごい。
上映前の滝沢歌舞伎仕様のマナー動画もおもしろかった。
まだ1種類しか観てないんだけど、あれ本編前に流れたらなんかヒール3人おかしなことになんない？（笑）あとここでもあべぞうがひたすら可愛いんだって…。
てか長！まぁ予想はしてたけど長！！
これでも一応自重したつもりなんですけど…。
とにかく今回もひたすら阿部ちゃん阿部ちゃん阿部ちゃんって感じで私めちゃくちゃ阿部ちゃん好きなんだな？って思った…。
九剣士の阿部ちゃん、遊女阿部ちゃん、あべぞうの阿部ちゃん、全部好きでたまらん。
あー書いてたらまた観に行きたくなってきた…どうしよ、止まんないのよね。
