ていうか気づいたら地元での滝沢歌舞伎ZERO The Movieの上映終わってたわ。
なので、2週間くらい前に観たやつがたぶん観納めって感じです。
いや~、よう観たね自分!!
10月の先行上映を皮切りに、どんだけ観たのか(怖くて数えたくない)。
すでに感想書いてあるんですけど、なんかこんだけ観たのに感想1回しか書いてないのもったいないし、明日から今度はSHOCKの上映が始まるのでその前にまたもう一度感想書いておこうかなぁって思い立ちました。
今回は個人ごとに書いてみるぞ!でもどうせ最初に書いた感想と変わりはないと思う。
照くん
なんといっても新吉親分です。
あまりにもハマりまくりすぎてて、他が霞む(嘘です霞んではいません)。
五右衛門ZEROもかっこいいんだけど、新吉親分があまりにも似合いすぎるんだよな。
最後の大立ち回りのシーンで以蔵と共に梯子に上がる場面、あれの似合いっぷりがすごい。
あんなかっこよく梯子の上で水しぶきの中消えていける人いるか!?
十手で殺陣も似合いすぎるので、なんかもはや九剣士で日本刀持ってるのが違和感ですらあるんですよ、いや似合ってるよかっこいいけど、でも十手の威力…!ってなる。
ふっかさん
お丸が美人に見えてくるっていうのマジでそれだなって思ってるんですけどやっぱかっこいいのが九剣士だよね…3人で出てくる序盤の立ち回りで腰を落としてゆらゆら揺れている場面がとても好きで、ラスボスの強さを感じる。なべさくに隠れてるけど結構残忍な感じで足蹴したり、歯を見せてニヤッと笑うところとかゾワッとして最高だなって思いました。あと腹筋太鼓の冒頭で雄たけび上げてるところも、あの雄たけびの上げ方めっちゃ怖くない!?理性も何も吹っ飛んでしまったような、恐ろしい声出しててすごいなって。
ラウールくん
Maybe!絶対Maybe!!
たぶん前も書いたと思うけど胸に様々な葛藤を秘めてて、それが溢れてしまって身体から出てきたって感じのダンスというか、とにかく心をざわつかせるんですよねこの演目。赤い靴もなんか象徴的で。なんというか、血反吐なのかな?って思っちゃう(重い)。
あと九剣士の、9人が流れるように戦う場面のラウールくんが、劇半と超絶マッチしてたのが良かったです。佐久間くんのターンからラウールくんのターンになるときに音楽が変わるんですけど、なんの楽器だかいまいち確信が持てないんだけどとにかくあそこの音楽とラウールくんの登場の仕方、歩き方とあまりにもマッチしてて感動した。
翔太くん
前半中盤後半、全部オイシイんだよなぁこの人。
九剣士での残忍さ、舞での艶やかさ、鼠小僧でのコミカルさ。
全部色が違って全部良い。
九剣士では刀を逆手に持ってめちゃめちゃ速くてコンパクトな振りでかっこいいし、舞では得体の知れない色男っぷりに見惚れる。銀さんもコミカルで楽しい。
あとはMy Friendよね。普通に歌に聴き惚れる。あとたまにガッツポーズしてるのが好き。
しかし私はたぶん、ナベロウにめっちゃ惹かれてる…動きが海外アニメのワンコっぽくて超可愛かった。マナー動画もナベロウとあべぞうがキャンキャンしてるやつが一番好き。
康二くん
九剣士の康二くん、回し蹴りが超かっこよかったことに、n回目の観賞で気づいた。
あとラウールくんが消えたあとに画面手前から出てきて無言で相手の首を斬るところ。たまんねぇ~大好き!しかし九剣士は説明が難しいね…円盤だと時間指定で何とかなるんだけど。
康二くんで忘れちゃいけないのはやっぱり官兵衛だよねぇ。終始表情が良い。特にラスト、新吉親分に斬りかかる直前の表情にゾクゾクする。
阿部くん
完全に阿部担になってしまったっぽい私からすると、もうずーーーーーーーーっと見所で困る。
九剣士も舞もあべぞうも全部好きだわ、困る(別に困りはしない)。
九剣士はさぁやっぱり身長があるから立ち回りが派手でかっこいいんだよね。身体を大きく使ってて、あとあの目つきが余計に良い。九剣士マジでラストの斬り合いに阿部くん持ってきてくれてありがとうございます監督…個人的には舌打ちよりもそのあと去って行く後ろ姿のほうに悶えます。
で、舞。私が『滝沢歌舞伎2019』の円盤で悶え苦しんだ遊女阿部。これについてはしつこいほどに書いた気がするのでアレですけど何回観てもたまらんかった。好き。
あべぞうも可愛くて好き。新吉親分と官兵衛半兵衛の対決が始まるとき、突然途中から一緒に戦ってんの笑えるし、戦ってる最中もニャーニャー聞こえてくるのがめっちゃおもろい。当然ながらナベロウとのシーンは最高にお気に入りです。好き。
目黒くん
変面の最後にマントを翻す目黒くんがスーパかっこいいです。顔が見えてないんだけど、要するに立ち振る舞いがかっこいい。マントの翻りっぷりがめちゃめちゃ好みのやつ。好みのやつって何?って感じだけど、布の広がる感じが一番好きだった。
あとは当然ながら舞。舞しかない舞。
最初に見たときの衝撃はすでに感想書いたけど、恋い焦がれた遊女を見つめる視線が熱い。ずっと観てる。遊女は伏し目がちに青年を観るんだけど、青年はガン見。ほんと、最期の相手がこの青年で良かった(想像です)…遊女、幸せな顔で死ねるよな…?良かった…(拗らせ中)
舘様
とにかく殺陣、殺陣、殺陣!!
サマになるったらない。
九剣士の舘様を皆観ろ。観て損はないし何ならこれだけでお釣りがくる。
殺陣がとにかくすごい。アクロバットもあるし殺し合いでもあるし美しさもある。様式美。
でもそれだけではない。袴の似合いっぷり、刀の持ち方、なんだろうねもう、纏っているものすべてが美しいんですよ。舘様には時代劇、是非やってほしい。映画でもドラマでもいい。大河ドラマも出てほしい。これは強烈に思ってしまったな。
鼠小僧での徳俵さんも、コミカルキャラではあったけど最後の立ち回りであべぞうがピンチのとき水しぶきの中から飛び出てくる姿に惚れ惚れしましたからね。そのあとの殺陣で前髪がはらりと一束落ちてきて、その姿でどアップになるの、もう優勝!って感じだった…凄まじかった…。
佐久間くん
翔太くんと常に対になって出ていたイメージなので、この人もずーっとオイシイ。
九剣士では佐久間くんを後ろから追うアングル大好きだった。
後ろから襲われて逆に殺っちゃうのとか最高すぎた。
んでもって舞ではマジで可愛いとしか言いようがない生娘。
鼠小僧での金さんはコミカルでずっと可愛い。
でも実は私、五条大橋の佐久間くんが一番好きなんじゃないかと思い始めた。
これも前書いたと思うけど、静の佐久間くんって新鮮ってのもある。
声も良いし、なんかやっぱり、「この世界にいない者」感がすごい。
義経役やってるってのもあって、その最期も想像できちゃうし、画的にも完璧な美しさがあった。
個人で書くと全員で踊っている場面をどうしても避けがちになっちゃう。
全員で踊ってるのは、中盤の持ち歌メドレー以外だとひらりと桜、組曲、花鳥風月の3曲はやっぱりどれも好きだなぁ。すべてが込みで一番好きなのは花鳥風月かも。衣装も踊りも色彩も髪型(?)も。
最終的に何が言いたいかっていうと、早く円盤にしてくれ!!!ってことです。